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さくらジャパン最年長・及川栞選手のホッケー経歴を紹介します!

パリオリンピックに出場するホッケー日本代表のさくらジャパン。その中でも最も注目度の高い選手、それは最年長の及川栞選手です。

及川選手は元ホッケー日本代表の母を持ち、3歳の頃からホッケーを始めました。天理大学卒業後、ソニーHCそして世界ランク1位のオランダのクラブに移籍し、リーグベスト4に貢献しました。アジア最優秀選手賞の受賞経験もあります。

そんな及川選手は現在35歳。パリオリンピックが最後の五輪挑戦の機械になるのではないかと言われています。この記事では注目されている及川選手のホッケー経歴をご紹介いたします。

この記事を読んだら及川選手そしてさくらジャパンを応援したくなること間違いなしです!

目次

及川栞選手のプロフィール

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000239.000055758.html

名前:及川 栞(おいかわ しほり)
生年月日:1989年3月12日 35歳
出身地:岩手県(ホッケーの町岩手町)
血液型:B型
出身高校:不来方高校 
出身大学:天理大学

幼少時代

ホッケーを始めたきっかけ

及川選手がホッケーを始めたきっかけは元ホッケー日本代表のゴールキーパーであった母の影響だそうです。ちなみに父は器械体操の選手、スポーツ一家であることがわかります。

幼い頃から自然とホッケーの練習に足を運んでいたそうです。ホッケーを始めた年齢はなんと3歳。及川選手の出身地である岩手県岩手町はホッケーの町と言われており、ホッケー場に足すぐを運べる環境だったそうです。

中学ベスト8の成績を残す

岩手町立沼宮内中学校に入学した及川選手。ホッケーの全国大会ではベスト8という成績を収められています。

高校・大学時代

インターハイ未出場の高校時代

及川選手は岩手県の不来方(こずかた)高校に通っていました。

そもそも岩手県にはホッケー部のある高校が不来方高校含めたった2校しかありません。及川選手はその2校の中でもホッケー部の実力が低い高校に進学をしました。部員の半分は初心者だったそうで、高校3年間一度もインターハイに出場できませんでした。

なぜ及川選手は不来方高校に進学を決めたのでしょうか。

それは不来方高校は岩手県内のマンモス校そして進学校でした。及川選手は将来を考え、多くの人との出会いがある不来方高校に進学を決めたと言います。

このエピソードから計画性のある方であることが伝わってきますね。

天理大学に推薦入学

及川選手は天理大学に推薦入学をしました。おそらく多くの大学から推薦があったかと思いますが、その中でも天理大学を選んだ理由が2つあったそうです。一つは日本一であったこと、もう一つは体育の教員免許を取れるところです。

入学早々ポジション変更

及川選手は高校までFW(フォワード)またはMF(ミッドフィルダー)のポジションでした。しかし入学早々与えられたのはなんとDF(ディフェンダー)でした。

当時の監督・恩田監督は及川選手の粘り強さやストロークの強さがDFに向いていると思い、ポジションを与えたそうです。恩田監督の想像の通り、及川選手はみるみるうちにDFとしての才能を開花し、天理大学ホッケー部を引っ張る存在になりました。

大学時代、王座決定戦やインカレといった全国大会で日本一を経験することはありませんでした。

社会人・日本代表時代

ソニーHC BRAVIA Ladiesでプレー

及川選手は天理大学を卒業後、2011年から2015年までソニーHCでプレーしていました。ソニーHC在籍中には、全日本ホッケー選手権大会では4度日本一に輝きました。

2016年五輪代表選考に落選

及川選手は2013年に日本代表に初選出されました。その後もさくらジャパンとして実力を着実につけていましたが、2016年のリオデジャネイロオリンピックの最終選考で落選してしまいました。及川選手にとってこの落選はホッケー人生最大の困難だったと言います。

オランダでのホッケー武者修行

及川選手は2016年の8月からソニーHCに在籍しながら世界ランク1位のオランダのHCオラニェ・ロートにレンタル移籍しました。オリンピック選考に落選した2018年のシーズンではソニーを退社を決断、HCオラニェ・ロートに完全移籍し、オランダリーグでベスト4に入るチームの主力選手になりました。

アジア大会そして東京五輪

2018年ジャカルタにてアジア大会が開催されました。東京オリンピック出場権をかけた戦いでもあり、前回五輪代表選考に落選している及川選手にとっては負けられない大会でした。そこでは当時日本より世界ランクが上の韓国やインドを破り、日本初の優勝を果たしました。及川選手はアジア年間最優秀選手にも選ばれました。

2019年6月に日本に完全帰国し、東京ヴェルディホッケーチームに入団、現在もチームの中心として活躍中です。

2019年9月~11月には世界ランク2位の強豪国オーストラリアの国内短期リーグに参加し、チームをベスト4へ導き、地震は最優秀う選手に選ばれる活躍を見せました。

2021年には東京オリンピックに出場。結果は一度も勝利することができず予選リーグ敗退。大きな期待があったにもかかわらず全敗を喫し、及川選手は引退も考えたと言います。それでもホッケー界の未来のために、両親への恩返しのために、まだ現役で代表として戦い続ける決断をしました。

まとめ

これまで及川選手のホッケーの経歴をご紹介してきました。及川選手の計画性のある性格とホッケーにかける強い気持ちがヒシヒシと伝わってきたのではないでしょうか。

さくらジャパン最年長として責任感を背負いながら挑戦するパリオリンピック。東京オリンピックで届かなかった一勝を手にすることはできるのか、ホッケーを日本全国に広められるのか、及川選手にかかっているといっても過言ではありません。

今後も及川選手の活躍からは目が離せません!

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