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初めてホッケーを観戦する人が知っておきたい6つのルールとは?

パリオリンピックに注目が集まるこの時期。その中でも密かに話題となっている競技があります。それは「ホッケー」です。

ホッケーというと氷上でパックをシュートに入れるアイスホッケーを思い浮かべる方も多いかもしれません。

しかしホッケーはサッカーと同じような人工芝で行われる競技です。日本国内では競技人口も少なく、注目度は低く傾向にあるため、ホッケーなんて知らないという声が聞こえるのも無理はありません。

しかし実は、ホッケー日本代表は6大会連続出場している強豪国の一つなのです。

オリンピックに日本代表が出るなら実際に応援したい!そんな初めてホッケーを観戦する方に、ホッケーを観戦する上で知っておきたいルールを厳選して6つ紹介します。

この記事を読めば最低限のホッケー知識がつき、テレビの前でより熱のこもった応援ができること間違いなしです!この記事を読んでホッケー日本代表「さくらジャパン」を一緒に応援しましょう。

目次

ホッケー競技を簡単に紹介!

ホッケーって何人でやるの?

ホッケーはフィールダー10人、キーパー1人、計11人がフィールドに立つことができます。

オリンピックなどの公式大会で選手登録ができるのは18人。試合中の選手交代は自由で、何回でも交代ができます。

試合時間は?

ホッケーは15分の4クオーター制 (計60分) で行われます。
1・2クオーターの間と3・4クオーターの間は2分間の休憩、2・3クオーターの間は10分のハーフタイムが設けられています。

フィールドの大きさは?

ホッケーは横55m×縦91.4mのフィールドで行われます。サッカーよりもひと回り小さいサイズ感です。

引用元:http://www.ritsumeikan-hockey.jp/rule/

フィールドは人工芝で行われるため、ボールのスピードがかなり速く、ダイナミックなプレーが繰り広げられます。人口芝の色は緑や青が多く、芝の長さはボールの摩擦抵抗が少なくなるよう基本短めに設定されています。

これだけは知っておきたいホッケーの6つのルール

その1:ボールが足に当たったら反則!

ホッケーはボールをスティックでゴールまで運ぶ競技です。もしボールが足に当たってしまった場合、足に当たった人はファールを取られ、相手ボールになってしまいます。

相手が足をめがけてボールを放ったとしても、当たってしまったらファールを取られてしまいます。

その2:スティックの裏面でボールを触ると反則!

ボールを運ぶための道具のスティック。スティックをよくみてみると片面が平らで、もう片面は丸み帯びていることがわかると思います。実は、その平らな面でしかボールを触ってはいけないんです。

もし裏面でボールに触れると、「バックスティック」というファールを取られ相手ボールになります。

スティックの片面のみで細やかなドリブルをする姿もホッケーの見どころの一つです。

その3:サークル内からのシュートのみ有効

フィールドの図を見ると、ゴール付近に半円が描かれているのがわかるかと思います。この半円のことを「サークル」と言います。

このサークルの意味、それはサークル内からのシュートのみ有効ということです。サークルの外から打ったボールが綺麗にゴールの中に入ったとしても、得点にはなりません。

一方で、サークル内でボールに少しでも触れれば良いのです。サークル外から勢いよくきたボールにスティックをちょこんと当ててボールの進む方向を変えてゴールを決める、なんてプレーもホッケーならではのプレーと言えるでしょう。

その4:サークル内でファールをするとペナルティーコーナー(PC)

もし守備側が自陣のサークル内でファールをしてしまった場合、攻撃側にペナルティーコーナーいわゆるPCが与えられます。(※一部例外あり)サッカーでいうコーナーキックに近しいものです。

しかしコーナーキックと違う点があります。それは守備側の人数です。

PCは守備側はキーパー1人とフィールダー4人の計5人、攻撃側は何人でも参加可能で、攻撃有利なセットプレーです。得点率がかなり高くなるため、サークル内で守備をする際は点を入れられないように、そしてファールをしないように守る必要があります。

攻撃側はサークル内でシュートをするのが厳しい状況になると、相手の足に当ててPCを獲得しようと戦略を変えることもあり、サークル内での攻防は手に汗握るものになっています。

その5:得点が決定的な場面での反則の場合はペナルティストローク(PT)

もし守備側が自陣ゴール付近で、ゴールがほぼ決まるところだったのにファールでシュートが決まらなかった場合、攻撃側にペナルティストローク(PT)が与えられます。サッカーでいうPKのようなものです。

ゴールから6.4m離れた地点からキーパーと1対1でシュートをします。キーパーは相手がボールを放つまで動くことができません。PTはかなり得点率が高いため、どんなに厳しい状況でも相手に与えてはいけません。

その6:決着がつかない場合はシュートアウト(SO)

試合がもし引き分けで終わってしまった場合、シュートアウト(SO)が行われます。サッカーでいうPK戦のようなものです。SOとは、各チーム代表5名がゴールから23m離れたところからキーパーと一対一でシュートをシュートを狙う争いです。時間は経ったの8秒。8秒の間にゴールを決めた人数が多いチームが勝ちです。

SOはフィールダーの細やかなボール捌きとキーパーのダイナミックな守りを一気に見ることができ、一瞬たりとも目を離せません。

まとめ

これまでホッケーの簡単な概要と、初めて観戦する人が知っておきたい6つのルールをご紹介しました。

ホッケーは小さなボールをスティックで華麗に捌きシュートを狙う細やかかつダイナミックな競技です。日本ではあまりメジャーではありませんが、オリンピックは6大会連続出場と密かに注目が集まっています。

ぜひこの記事を読んで来たるパリオリンピックで「さくらジャパン」を応援しましょう!

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